老人ホームでの仕事内容について

老人ホームでの仕事の内容の1つに、食事介助があります。
老人ホームを利用している人の中には、身体が不自由になり、自分で食事をすることができない人も少なくありません。また、食事をすることに集中できず、席を立ってしまったり、他のことをしてしまったりする人もいるでしょう。
そのため、食事を食べさせてあげたり、食事をするよう声をかけてあげたりするのも老人ホームでの仕事です。

老人ホームで食事をする人の中には病気などが原因で食べれないものや量を減らさなければならないものがあります。そのため、食事介助をする場合は、利用者ごとに提供される食事が正しいのかその都度確認することも大切です。

また、食べれるものが同じであっても食事の出し方に配慮が必要なこともあります。
たとえば噛む力が弱い方には、食材をすりつぶしたり細かく切ったりして、喉に詰まらせないように配慮しなければなりません。その人に適した食事がただしく配膳されているかも確認するよう徹底することが必要になります。

食事介助をする場合、「美味しいですか」など声をかけることも大切。会話を通して食事をする楽しさを伝えることも必要なのです。

また、食べさせる相手によって食べるペースが異なります。口に残っているのにご飯やおかずをどんどん口に入れてしまうと詰まってしまう危険があります。
そのため、食べさせる際には「ご飯を入れますよ」「口の中に残ってないですか」などその都度声をかけるよう心がけるとよいでしょう。